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将棋って大人になってから始めても、どう指したらいいのかさっぱりだよね。
という会話をちょこちょこっとした。
「玉飛接近すべからず」という格言があったとしても、理屈としても感覚としても理解できなかったりする。
で、まあ、そのあたりを明確に教えてくれる人もいないので、結局、素人考えをすることになったりする。
☆☆☆
(以下、素人考え。)
将棋は玉を取る(詰ます)ゲームである。
勝利のためには、先に玉を詰まさねばならない。
そのための手段は2つある。
(1)相手の玉をできるだけ早く取る。
(2)自分の玉が取られるのをなるべく遅くする。
そういうわけで、序盤では、(1)の実現のために攻撃態勢を整える。(2)の実現のために守備態勢を整える。攻撃陣と守備陣を近くにしておくと攻撃開始とともに守備陣が崩れることになるので、とりあえずは攻撃と守備は離しておいたほうがよい。攻撃の主役は飛車なので、序盤において玉と飛車が近づいているのはきっとよくない。
飛車は攻撃力の高い駒なので、終盤で相手に取られると、こちらの玉が詰まされやすくなる。つまり飛車も攻撃目標となる。玉と飛車が近くにあると、相手の玉への攻撃が同時に飛車への攻撃になることが多い。そういうわけで、終盤においても玉と飛車の接近はよくない。
中盤は分からない。
玉飛接近すべからず。
☆☆☆
素人としてはそういうふうに考えている。