いやー、女流王位戦、すごかったですね。

http://live.shogi.or.jp/joryu-oui/kifu/24/joryu-oui201306050101.html

お互いに粘りがすごく、最後までどちらが勝っているのか分からなかったようです。

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昔、卓球をやっていたことがあるんですが、そのときのことを思い出します。

私の頃は、21点を先にとったほうが1セット獲得するというルールでした(今は11点先取です)。

で、卓球にはデュースというルールがあり、20−20になったらどちらかが2点差をつけるまで勝負が決まらないことになっていました(今なら10−10からデュースです)。

卓球の点数のカウントというのは公式戦では、片方が1点獲得するごとに1枚ずつ卓球専用のスコアカードをめくっていくという方式をとります。で、デュースを見越して30枚くらいカードがあるのが普通です。

ところが、大熱戦になるとこのカードが30では足らなくなるんですね。だいたい、25というカードが見え始めた時点で「これ、いつ終わるのかよ…」という雰囲気が観戦している人たちの間で漂い始めるのですが、30付近までくるとなぜか笑えてきます。「なんだ、この二人!」って。

で、とうとう31を越すと、カードを整理して1からカウントしなおすんです。そういうルールなのではなく、用具が30までしかないからです。で、その間に時間がかかるので、ちょっと集中力が切れて、そこから先はあっけなく終わったりします(テレビ中継されるような試合は電子的にカウントされるのでそういうことはありませんが)。

まあ、とにかく、デュースが延々と続くと、「すげー!」を通り越して笑えてきます。どこか喜劇的です。

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そんな、デュースが延々と197まで続いた感じの対局でした。