MATLABで行列
MATLABといえば行列計算である。単なる二次元配列ではなく、MATLABにおいて変数といえば基本的に行列である。
行列の生成はこんな感じである。
a = [0, -1; 1, 2] b = [1, 2; 3, 5]
これで以下のような行列が生成される。
a = 0 -1 1 2 b = 1 2 3 5
足し算はこんな感じである。
a + b ans = 1 1 4 7
かけ算は、高校で習ったあの行列の積となる。
a * b ans = -3 -5 7 12
要素ごとのかけ算もできる。
a .* b ans = 0 -2 3 10
逆行列はこうなる。
inv(b) ans = -5.0000 2.0000 3.0000 -1.0000
aとbの積に、さらにbの逆行列をかけると、
a * b * inv(b) ans = -0.0000 -1.0000 1.0000 2.0000
aに戻る。
計算終了
さきほど、ずっと走らせていたプログラムがやっと計算を終えた。いつから走らせていたかを確認してみたら、10月18日ごろだった。長い道のりであった。
そしてこれから時間をかけてそのプログラムの計算結果を読み解いていくのである。
とりあえず、パソコンのファンがうるさい状況から逃れることができる。めでたい。
MATLABでハローワールド、パート2
前回のエントリ(MATLABでハローワールド - 日々のメモ)で、日本語の文字コードのあたりのことをごちゃごちゃと書いたが、半角英数であれば文字の表示は難しいことではない。
disp('hello')
で済む。
というか、
'hello'
でもいい。
そもそもMATLABの得意分野は文字列演算ではなく行列演算なので、MATLABが正しく動くかどうかを試したいだけならば、
1 + 1
で、 "2" が出力されることを確認すればいい。